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CT62 コーヒードリッパー/ CT62 Conical dripper (ホルダー仕様)
CT62 コーヒードリッパー/ CT62 Conical dripper (ホルダー仕様)
¥13,500
CT62 conical dripper / 世界大会WCE Rep. ジャッジによる設計 12本の計算された溝でバリスタの技術をサポートするドリッパー
仕様
素材:陶器
容量:1~2 cup
使用可能フィルターペーパー:V60 01/02の形状
抽出メカニズムに基づいたデザイン
このCT62は、6本の長い溝と、6本の短い溝の計12本の溝で構成されており、コーヒー豆から抽出される味覚成分の特性に合わせてデザインされています。長い溝はドリッパーの下部から上部のフチまで伸びており、短い溝はドリッパー下部からドリッパー中間あたりまで入っています。この溝の構成は、コーヒーの味わい成分の特性から、科学的にデザインされています。まずコーヒーは、粉にお湯を注ぐと、1.酸味 2.甘味 3.苦味 4.雑味 の順番で抽出が進みます。一般的に競技会では、後半の過度な苦味や雑味はネガティブな味わいとして認識されています。
つまり、前半のポジティブな味わい成分をしっかりと抽出しつつ、ネガティブな味わいの抽出を防ぐために、後半の抽出を速やかに終える必要があります。そこでこの12本の溝の構成が活きてきます。
前半(ドリッパー上部)は長い線しか入っておらず、比較的ゆるやかに抽出が進みます。そして、下部に進むにつれて短い線が増え、お湯の流量が増えることで、後半のネガティブな味わいの抽出を抑えることができます。また、後半の溝が増えることにより、目詰まりも防ぐことができ、各工程をバリスタのコントロールのもと抽出することが可能です。
また、フィルターペーパーとドリッパーがぴったりとフィットし、安定した抽出ができるよう、ドリッパーは62度に設計されています。
CT62ドリッパーはドイツデザイン賞2023を受賞しました。また、2023年CBrC (China 8revers Cup)でも使用され、1位を獲得しました。
Jake Hu氏
ワールド コーヒーロースティング チャンピオンシップ(WCRC)のヘッドジャッジ、ワールド ブリューワーズカップなど、数々の国際大会にてキーマンとして活躍。コーヒーを主観的な官能検査のみならず、成分の化学分析を行うことで、客観的な数値をもとにコーヒーの「味わい」を研究。さらにその研究をもとに世界中のスペシャルティコーヒーロースターを対象にしたセンサリーセミナーも主宰しています。現在はコーヒー生豆の精製にも携わっており、化学的なアプローチで美味しさを追求。最前線でスペシャルティコーヒー業界をけん引する第一人者の一人です。